どうもうしぐまです。
ツイッターのアイコンが不思議な犬になりましたね。DOGECoinってのも気にはなるのですが、今回は連日買い増しだの、ナンピンだのという単語をツイッターのトレンドで見かけましたのでまとめます。
今回は主体別売買動向の見方を中心に扱いつつ、ここ最近の動きではどの主体がどう動いているのかについてまとめたいと思います。
今回の目次は以下です。
- 主体別売買動向って何?どうやって見るの?
- 直近の値動きとツイッタートレンドから見る状況。
それでは行ってみましょう。
主体別売買動向って何?どうやって見るの?
投資家主体別売買動向とは、その名の通り投資家別の売買動向のことで、東証が公表している情報です。週次で様々な主体の投資家(個人や、外国人、事業法人や金融業など)の買越額と売越額が発表されています。

毎週第4営業日の午後3時に、その前の週の情報が出てくるので若干ディレイしますが、指数などで大きな動きがあった際に誰が動いたのかを確認する際に活用します。
とはいえ、東証のPDFファイルはとても見にくいので、以下のふたつのサイトが比較的わかりやすくまとめています。
- トレーダーズウェブ

- 安藤証券

今回はトレーダーズウェブのサイトでまとまっている情報を見ていきましょう。
ちょうど木曜日で、最新週3/27~3/31の情報が公表されていますね。
3月2週目のSVB破綻のところから、一番左の列の海外投資家の売りがかなり強烈なのに対して、個人の信用と現物の合計である右から3列目はリバーサル狙いのロングがかなり入っていたことわかります。実際SVBのあとは株式は上がっていたので、ここまでは順調に含み益だったのですかね。
最新の週になって、個人が売り越しになっていますが、これはおそらく利食いでしょうね。実際にマーケットが下がり始めたのは4/3のISM製造業指数の数字が悪い所からで、利食い売りをできていない人のポジションが一時的に取り残されていて、買い増しやナンピンといった動きができているといったところなのでしょうか。
ちょうどwebページに直近1年分の情報があるので、見ていくと、海外投資家がめちゃくちゃ売っているときは大抵個人はめちゃくちゃ買っている傾向が見えて面白いですね。
個人投資家は全体で見ると、逆張りが大好きというのはよく聞きますが、データから見てもどうやらその傾向があるようです。
直近の値動きとツイッタートレンドから見る状況。
3月の最終週は個人は売り越しだったのに、いまツイッタートレンドで買い増しや、ナンピンといったトレンドが多いことを考えると今回の下げに対しても買い向かっている人が多いのでしょうかね。
それにしても、海外勢めっちゃ売り越している背景として、下記の記事にもあるようにFRBのQTの影響などが出てきて、市場全体の余剰資金が減ってきている可能性も感じます。

数字を一応確認してみましょう。
United States Money Supply M2 – March 2023 Data – 1959-2022 Historical (tradingeconomics.com)

ものすごい長い期間で見ても、確かにこれだけの勢いで減少していることはないかもしれませんが、そもそも、コロナを経て極端に増やしすぎたのではないかと感じます。インフレになったのは自然な結果であると感じるようなデータですね。
マーケットを見ていると、金だけでなく、物価連動国債も買われているため、ここでFRBが利上げをやめて、再度インフレが止まらなくなる動きを警戒しているプレイヤーがいることも見えます。米国債券の利回り低下もFRBの利上げ姿勢が遠からず変化することを予測しているように見えますが、果たしてどう動くのでしょうか。
米国の景気の見方や、利回りの考え方などについては以下の記事も見てもらえると理解が深まると思います。
【現状把握】結局米国経済っていまどうなっている??今後の景気はどうなるのか?
今年のFRBの動きもかなり注目ですね。また、経済指標も予想より悪い数字が見えるようになってきました。とはいえ、ツイッターの情報なんてどこまでが本当かわからないので、あくまでエンターテインメント程度で見るだけでいいかもですね笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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