どうもうしぐまです。
Abalanceが急落していたのですが、急落後の株価でも時価総額が1,742億円ということで、こんな時価総額が大きい企業の株価が暴落って何が起きたんだろうと思っていましたが、、、
いや、そもそも上がりすぎだったのか??ってことで確認していきましょう。
たった3か月で5倍くらいか。。
出来高もセットでみるとかなり高くなってから出来高がかなり増えているのに、それまでの上げよりは伸び率がいまいちになっているところをみると、エントリーが遅かった人も多そうですね。もしくは注目度が上がってデイトレで参加するプレイヤーが増えたかですが。。

今回の目次は以下です。
- Abalanceってなんの会社??
- ファンダメンタルズ側で何が起きているのか。
- 結局何が起きていそうなのか?
それでは行ってみましょう。
Abalanceってなんの会社??

ホームページなどを見た感じ太陽光発電とか風力発電とかの再生エネルギー系ですかね。

うわ、、グループ会社とか多くて何やってんのか分かりにくいタイプの会社だ。。調べる時間がかかる割に投資機会がないと時間の無駄なので基本的には避けるタイプの銘柄です笑
直近の四半期決算発表が2/14でちょうど株価の上昇が始まったころですね。
それでは決算の中身とかファンダメンタルズがどうなっているのか見ていきましょう。
ファンダメンタルズ側で何が起きているのか。


こうやって見ると確かに直近四半期の営業利益の伸び方えげつないですね。売上高が伸びていないのにこれだけ利益が増えているのは会計基準の変更かな?って思ったのですが、、


四半期で砕いて比較すると原価率が全然違うやん。。これはビジネスモデルと業界に詳しくないとわけわからんことになりそうな予感ですね。
こうなるとそもそも今の利益額が継続するのかどうかもよくわからないですし、予測がかなり難しくなります。
中期経営計画の上方修正についての内容をまとめると以下です。
- Abalance <3856>は、2024年6月期の中期経営計画の目標値を2度目の上方修正を発表。
- 連結子会社ベトナムのVSUN社の太陽光パネル製造事業が好調なため。
- 2023年6月期の連結業績予想値は、2月13日に2度目の上方修正済み。
- 今回の再修正は、VSUN社の好調な業績と将来の利益率改善が主な理由。
- 2023年10月竣工予定のセル工場稼働後、目標値の見直しを検討。
- 中期経営計画の成長戦略に変更はないが、重点施策に一部見直しがある。
- 2024年6月期の目標値について、売上高、段階利益が再度上方修正されている。
- 2030年グループビジョンでは、保有発電容量1GW、年間製造目標8GWを成長戦略の柱としている。
どうやらベトナムの連結子会社が素晴らしいみたいですね。

数字を見ると修正幅えげつないです。が、、売上高と利益額の伸びのバランスというか、先ほどの原価率の変動もありますし、ちゃんと見ないと前提が本当に正しいのかよくわからないですね。
一応この予測通りで行くと、営業利益が158億円、当期純利益が80億円ということですが、、、
BSの中身見るとBS側の価値はほとんどなさそうな予感がしますね。


流動資産と流動負債ほぼトントンでしかも、資産側40%ぐらい商品および製品って、、BS側はあまり期待しないでいいでしょう。
そう考えると年間利益がシナリオ通りで80億円に対して、時価総額が1700億とかすでに高いだろって思うんですけどね。
結局何が起きていそうなのか?
まぁ、、普通に仕手なんじゃないでしょうか。
【知識】3083 シーズメン 思惑銘柄・仕手株ってなに? 値動きえげつねぇな、、
元々の業績予測が正しいかどうかは詳しく見てないので正直わからないのですが、この手の再生エネルギー系の銘柄ってよく仕手バブル起きているイメージなんですよね。
エネチェンジとかもすごい動き方してましたよね。
ということで需給ゲームですが、2月の決算後に入った人はかなりおいしい思いができたのではないでしょうか。

改めて出来高の増加と株価の動きを見ると、高値圏でつかまされている人が多い可能性が高いので、このあとは全体的に厳しそうですね。大口の仕手がどうさばいていくのかで、もうひと波くらい来る可能性もありますが、下がるときは早くて逃げれない可能性が高いんじゃないですかね。あっという間に張り付きますし。
ということで、今日はこんなところですかね。
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