どうもうしぐまです。
最近株強いっすねぇ。特に日本株の株価が上がっていて強い時は円安でどれくらい上がっているのかを考慮する必要もあるということで、今回は改めて日米の金利の水準と為替の水準の推移を確認します。
今日の目次は以下です。
- 1$150円の時の米債の利回り水準と円債利回りの状況
- いま=1$134円程度の時の米債の利回り水準と円債利回りの状況
- 今後の金融政策の方向性に関する確認
それでは行ってみましょう。
10円の時の米債の利回り水準と円債利回りの状況

1ドル150円を超えたのは、2022年の10月でしたかね。
当時はめちゃくちゃ騒がれていましたが、別に今の水準も十分円安だぞって思います笑
もう結構昔の話で最近時間の流れの速さを感じますが、、どんなに円安になっても経済にプラスと言い張る中銀総裁と注視しかしない財務大臣のコンビに狂気を感じていたのが懐かしいです。
いま考えると為替介入のタイミング、、トレーダーだったらナイスすぎるだろww
と思いつつ、あの頃に比べればだいぶ落ち着いた印象ですね。
さて、それでは2022年の9月から11月頃の米債利回りの水準って年限ごとにどうなっていたかといいますと、、



ちょうどこのどの年限の利回りもすごい勢いで上がり始めたのが2022年の8月頃でそこからドル円のピークの10月の中頃が5年や10年利回りのピークですね。

政策金利は当時が3.25%程度だったのに対して、現在5%ということでずっと利下げを織り込んでいるんだなぁなんて感想が出てきますね笑
政策金利ってたった1年でこんなに上がるのか、住宅ローンとか考えるとぞっとするなと思います笑
特に為替に影響を与えていたのは10年利回りとかだったので、1ドル150円の時の4.25%と比べると現在は3.5~3.6%ということで米ドルがそこまで強くないことは納得ですね。
ちなみに、、円債の金利ってどこで見るの??って人もいるかもしれませんが、、
日本相互証券株式会社のホームページで実は結構ちゃんとデータ出ているんですよね笑
ヒストリカルデータから過去1年の利回りの動きのグラフをとってきます。
年限別の円債の利回りのグラフ

シリコンバレー銀行破綻ニュースのおかけで10年の利回りが0.5%の上限から離れてくれたと思ったら、、また張り付く水準まで来ているですね。
植田総裁はYCCを調整しないと言っていましたが、海外勢の金利アタックの日々がまた来るのでしょうか、、
去年の10月はまだYCCで上限を0.25%で押さえつけていたころなので、当時の円金利は0.25%程度でした。
いま=14円程度の時の米債の利回り水準と円債利回りの状況
さっきまででデータはそろっているのですが、
10年金利で見たときに、
1ドル150円の時が、
米債利回り4.25%
円債利回り0.25%
対して、現在1ドル134円で、
米債利回りが3.5~3.6%程度
円債利回り0.5%程度
ということで、差でいくと1%くらい縮んで3%程度の金利差になっています。
当時と同じ4%の差になるためには米債の10年利回りがあと1%上がる必要がありますが、、その時はおおそらく政策金利が6%は超えているでしょうね。
今後の金融政策の方向性に関する確認
FEDは利上げor利上げ停止って形で決して利下げなんて話は出ていないんですが、タカ派のブラード総裁はまだまだ利上げしないとダメとまた発言したみたいですね。

ちなみに日銀の植田総裁はインフレ定着のリスクとまたデフレに戻るリスクであれば、後者のリスクを避けたいといった旨の発言をしたって記事をどっかでみた記憶があるので、予想よりハト派な印象ですね。
米国は経済の強さ次第では利上げを停止、インフレ率は高止まりしているがもう上がっていないので、この後強烈に利上げを続ける可能性は低そうですね。
対して、日本ですが、順調に物価高ですけどどうするんでしょうかね。。まじで読めないのでここから先数回の会合や植田総裁の発言は注意深く見ていく必要がありそうです。
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