どうもうしぐまです。
なんか急に日経平均強いなと思ったら、9983が決算結果が良かった結果強いですね。


日経平均の個別寄与度+261.28。わかっていたことではありますがウエイトでかいからすごい影響度ですね笑
本題に入りましょう。
さて、引き続き米国の小売売上高と鉱工業生産が出ているので確認していきましょう。
- 米国の小売売上高の内容を確認しよう。
- 米国の鉱工業生産の内容を確認しよう。
それでは行ってみましょう。
米国の小売売上高の内容を確認しよう。
まずは結果を確認していきましょう。
小売売上高 -1.0%、Exp. -0.4%
自動車を除く小売売上高 -0.8%、Exp. -0.4%
自動車およびガスを除く小売売上高 -0.3%、Exp. -0.6%
全体で見ると明らかに予測の数字より減速しているのですが、実はガスを除くと予測よりは数字が強い形でした。細かい数字を見て内容を大まかにまとめていきます。
- 小売売上高が予想よりも大幅に減少し、2020年6月以来の最も弱い年間ペースで成長。
- 名目上の小売売上高とコントロールグループは、赤字を印刷しても予想より悪くなかった。
- 前年比で小売売上高がわずか2.9%上昇。
- 自動車販売店、家具、衣料品、飲食店、雑貨店、電化製品店で大きな落ち込みが見られた。
- 電子機器の小売売上高が名目上で-10.3%減少し、実質で15%以上の急落が起こっている。
米国のGDPは6割程度が個人消費に支えられています。小売売上高が低い数字を出していること、先日の米国のPPIも予測より明らかに低かったことから、利上げの影響は明らかに数字に反映されてきていますね。
とはいえ、内訳をみて米金利上げになっているので、やっぱり米経済まだまだ強いじゃん。じゃあ利上げって感じなんでしょうかね。
米国の鉱工業生産の内容を確認しよう。
逆に鉱工業生産は予測の0.2%に対して0.4%で予測よりいい数字が出ていますね。しかし、こちらは内訳をみると逆にあれ??って感じです。
数字の内容をみて大まかにまとめてみます。
- 3月の鉱工業生産は予想の0.2%の倍増で0.4%となり、一見堅調に見える。
- しかし、上昇は公益事業の出力のほぼ記録的な急増(前月比8.4%増)によるもので、製造業と鉱業は0.5%縮小。
- 鉱業コンポーネントは過去5ヶ月のうち4ヶ月減少。
- 3月の製造業生産は0.5%減少し、前年比1.1%下回る。
- 耐久財と非耐久財の製造業がそれぞれ0.9%と0.1%減少。
- 3月の鉱業生産は0.5%減少し、石油・ガス採掘とその他の鉱業、支援活動の指数が下落。
- 公益事業の生産量は暖房需要の急増で8.4%急増。
- 製造業の稼働率は3月に0.5%ポイント低下し78.1%、鉱業の稼働率は0.5%ポイント低下し91.1%。
逆にこちらは内訳をみると公共事業の部分で、暖房需要の急増が影響していたみたいです。ですので、むしろ他の製造部分の数字は結構悪いですね。
小売売上高とは逆の形です。ちゃんと見ている人は細かい内訳とかまで見ているので、金利側の反応がおそらく市場の反応でしょうね。ということで思ったより堅調だと金利上げ⇒株式下げというパターンはいまだに継続です。
全然別の話になりますが、、日銀の植田さんはG20で明確にインフレが過熱するリスクよりもインフレが2%定着しないリスクをまずは抑えるみたいな旨の発言をしたらしいですが、、、
日本って政府の物価支援の影響で無理やり物価上昇抑えてすでに結構な数字になってきていて、賃上げも始まったのでいよいよ2021年の夏ごろの米国とかみたいに、物価上がりすぎてきちぃってなりそうなんですけどね。。企業間物価もいまだに7.1%とかだった気がしますし、FRBと同じ板挟みになることが想定されます。
物価上昇が選挙の論点になれば政策に影響が出てきそうかなぁなんて考えつつ、インフレ状況で、増税を同時にやりながら、物価対策と少子化対策しますってやばいですよね笑。
ちなみに昨日書いた記事の闇のゲームはどうやらまだ続行中みたいですね。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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