どうもうしぐまです。
スクリーニングをかけているときに引っかかっていたものの、事業内容や流動性を見て避けた銘柄がぶち上げていたので、今後のメモとしてもまとめます。

一応理論上は3000円らへんで入ることはできたんですよね。いやぁ、強烈です。
怪しさも満点なので短期の人は戦いが待ってそうですね。
一番素早い人はもう戦い初めてそろそろ終わるところかもしれませんが笑
今回の目次は以下です。
- そもそもどんな企業なの?
- 業績予想修正の内容を読み解く
- 流動性などを考えて勝負しなかった判断は正しかったか、結果論ではなく考える。
それでは行ってみましょう。
そもそもどんな企業なの?

- 消防火災部門
- 航空宇宙機器部門
- 工業用品部門
が存在し、消防ホースやら、航空部品のチューブとか金具やら、水漏れを防ぐゴムとかが製品にあるみたいですね。ゴムってことは、ナフサで原料の原油価格の影響とかがありそうな予感です。
全然関係ないですけど、たしか東証の業種別指数のゴム製品って構成比率の半分とかがブリヂストンなんですよね。(昔の記憶なので今の正確な数値は確認してないですが、、)
業種の動きが見たくてウォッチしているのに,個別株のリスクもろにとっている指標だったりすることがあるので、指数を見るときは必ず構成ウエイトは見ましょうってことを学んだ記憶があります。
業績予想修正の内容を読み解く


業績の上方修正と配当金が25円ではなく、50円になりますよって話ですね。
業績の修正幅が売上は7.4%ですが、営業利益額が70%、当期純利益にあたっては170%上方修正ということで、とりあえず既存の予測値に対するインパクトは大きそうです。
エネルギーコストの上昇や原材料価格の上昇が響きそうですが、工場の稼働率の向上と賃貸不動産の特別売却益が影響して業績予測の情報修正になったとのこと。
特別利益分は単発なので、そういった部分を考慮しながら見ていくべきですね。
先日まとめたメルカリとかと違い事業部別の数字とかをまとめたスライドがないので、丁寧に見たい場合は決算短信の数字見ましょう。
下記の決算短信の赤線でくくったところに事業部別の数字も出ています。
【個別銘柄】4385 メルカリ 株価に対する値引き交渉はまだ続くのか?
小型系の銘柄はここまでちゃんと見る人がいない分、おいしいところを見つけると市場が織り込むより早く勝負できることが大型より多いです。

どうやらメインは航空・宇宙事業のセグメント利益の増額ですね。前年同期で営業利益が-28百万から、157百万になっています。とはいえ、売上高は12.9%増なので、ちょうど損益分岐を超えて利益が出る売上高になったというところでしょうか。
確かにこの数字が今後も続くという話であれば株価が上昇するのは納得ですが、、
要因として、原油貯蔵設備等の点検改修が活発になっていることからタンクシール交換の販売は大幅に増加しております。。。
いや、、今後もこの傾向が続くのか全然わからん。
とはいえ、明らかに不自然な株高、普段の出来高の低さを考えると誰かがこれをきっかけにして、けしかけている雰囲気がしますねぇ。終日ストップ高とはいえ、出来高はかなり少ないので、取引の実態もなく値上がりしているんですよね。
流動性などを考えて勝負しなかった判断は正しかったか、結果論ではなく考える。
とりあえず株探も見ます。



いやぁ、四半期の利益の推移がガタガタしていて、この売上高が今後も続くのか確信が全然持てないですね。営業損益が赤字や黒字で揺れ動いているということは、損益分岐点ライン周辺ということで、明確に固定費が下がっている証拠や、売上高が安定して伸びる、原価率が下がっているという情報がないとファンダメンタルズの観点では安心できないです。
まぁあと普段の流動性は出来高を見ても本当に低いことから、タイミングを逃したらとんでもないトレードコストが発生しそうなので、今回のパスは確率的に妥当だったと判断しましょう。
長い目でみれば小型株のショートタームモメンタムは期待値高いと感じますが、個々の銘柄に入れる資金量は少なくしないと、どちらにせよワークしなさそうですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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