どうもうしぐまです。
ホロライブの運営会社のカバーが上場しましたね。寄付からとんでもないことになっていてびっくりしました。IPO株は正直ボラが高すぎて、リスクが想定できないためあまり触れないようにしているのですが、AnyColorの時のパターンを考えると盛り上がるのも納得ですね。
以下の目次で行ってみましょう。
- カバーってどんな会社
- カバー社とAnyColor社の数字を見つつ比較してみる。
- IPO銘柄で気を付けるべきロックアップ条項について
- 本日の値動きの感想
カバーってどんな会社
VTuberプロダクション「 hololive production」の世界展開を軸に日本発で最先端の二次元エンターテインメントを提供する企業だそうです。
VTuberがあまりイメージわかない人がいた場合に少し参考画像を貼っておきましょうか。


ということで、前に記事にしたことのあるAnyColor社と同業他社って感じですかね。
おそらく参考になるのはAnyColorの時価総額がどうなっているのかってところやホロライブとにじさんじの生み出している収益の数字とかになるので、そこを見ていきたいと思います!!

カバー社とAnyColor社の数字を見つつ比較してみる。
まずはカバー社から見ていきましょうか。
上場時の事業計画及び成長可能性に関する事項リンク↓

まずは成長性を見るなら売上ですね。2023/3期を見ると前年の後半はイベント分での売上ブーストがあったようでQ1は1度売上が落ち込んだように見えてますが、そのあとは順調に売上高が伸びています。
営業利益率が随分と上下してますね。
ビジネスモデルの特性と広告などの先行投資があるってことですかね。売上が伸びれば一気に爆発するタイプの銘柄に見えます。

わりと海外も強いという印象でしょうか。ネットでいくつかホロライブとにじさんじの違いなどを調べたところ、一番簡単に言い表すたとえとして、
ホロライブは「アイドル事務所」、にじさんじは「タレント事務所」なんて説明をいくつか発見しました。あんまり細かいこだわりの話になってくると個人によって感じることは違うでしょうので、ざっくりな理解でいきましょう。
次にAnyColor社ですね。こちらは前にも軽くみたので、サクッと行きましょう。

こちらも売上高の伸びはかなり順調ですね。直近の売上高でいくとカバー社よりもこちらの方が高いですね。2023年からの伸びがかなりあります。とはいえ、2社とも伸びているので業界としてはまだまだ成長していく余地があるのではないでしょうか?

事業特性上、売上高が一定以上超えた場合には一気に利益額が増えていく傾向がみられますね。
IPO銘柄で気を付けるべきロックアップ条項について
IPOする企業の株式は創業者や、ベンチャーキャピタルなどが事前に株式を大量に保有していることがほとんどです。そのような大口の人たちが上場した時に自由に株式を売却できてしまうと、新規上場でその銘柄の株式を購入した人が大口の人の売りに巻き込まれてしまうため、売却に関する制限が定められています。これがロックアップ条項です。銘柄によって細かいところの条件が違うので、上場する株式の有価証券届出書を見て確認します。

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS05169/70d29b09/0a49/4843/8299/55e8bb85cf1a/S100Q9LC.pdf
開いたら文章検索でロックアップなんて入れると項目を見つけることができます。

長いのですが、180日目の2023年9月22日までの間は自由に売れませんよってことと、発行価格の1.5倍以上だと売ることができますよってのがポイントですかね。
ちなみにカバー社の発行価格は750円ですので、1,125円を超えるともうロックアップは関係ないんですかね。寄付きの時点で関係なさそうです。
本日の値動きの感想
壮絶な値動きをしているなぁなんて眺めていました笑
発行価格750円に対して、寄付きが1,750円。寄り付いたのが13:38分でこのままストップ高でも行くんじゃないかって雰囲気でしたね。
その後2000円までつけたところで(ここはほぼ目視はできない速さでしたが、、)
雰囲気が一転。

今度は逆サイド寄り付かず始値より下に、、、

うーん、、まさに大口の売りでしょうか。
結局引け値は1,400円ということでした。
ざっくり時価総額856億円ということで、AnyColor社と比べると倍以上安い時価総額になっていますが、正直そんなに差があるのか?って印象はありつつ、最近の市場のきな臭さを考えると慎重になる人もいるのかななんて感じですね。
まぁとはいえ、現状のPLだとカバーの方が販管費が高いために利益率に非常に差が出ていて、株価という視点だと差がついてしまうのも仕方なしかって気もしますが。。


というか、、上場時の公開価格そんな安かったの??ってのが一番驚きました笑
いまの半値くらいって時価総額で考えたときにAnyColorと差がありすぎじゃないか??AnyColorもこの間の決算まではかなり下がっていたから高い値段をつけにくかったのですかね。もろもろの事情があったことを詮索してしまいます笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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