【ニュース記事】ブロック(旧スクエア)の空売りレポートまとめてみた。

空売り投資家ヒンデンブルグリサーチがコロナ禍に伴い政府が実施した現金給付の詐取をブロックが容易にしたと主張し、同社に対するショートポジションを建てたことを明らかにしたそうで、一時前日比22%安と大幅に下落。

レポートの内容を軽く見てみます。

Block: How Inflated User Metrics and “Frictionless” Fraud Facilitation Enabled Insiders To Cash Out Over Billion
Block Inc., formerly known as Square Inc., is a billion market cap company that claims to have developed a “frictionless” and “magical” financial technology...

今回の記事の目次は以下です。

  • そもそもブロック(旧スクエア)社ってどんな会社なの?
  • このレポートでは何を根拠に空売りを推奨しているの?
  • 空売りレポートについて個人的な感想

こんな感じでいってみましょう。

そもそもブロック(旧スクエア)社ってどんな会社なの?

起業家のジャック・ドーシーによって設立された Block, Inc. (SQ) は、シリコン バレーの寵児であり、加盟店や消費者に支払いやモバイル バンキング サービスを提供しています。

当時 Square と呼ばれていた同社は2009 年に事業を開始し、スマートフォンのヘッドフォン ジャックに差し込むことができる小さなカード リーダーで、アーティストやベンダーが簡単にクレジット カードで支払いを受けることができるようにする製品を主力製品としていました。

イメージ

うしぐまの中では、決済端末とかで有名な企業という印象ですね。

2013 年、Block はSquare Cashを立ち上げ、後に Cash App のブランド名を変更しました。ユーザーがお金を送受信できるピアツーピアのモバイルアプリから始めて、消費者に金融サービスを提供する事業みたいです。

どうやら今回はこのCash Appというweb決済事業に関する内容のようです。本当にレポートが長いのと、印象を悪くできる材料はガンガン詰め込んだうえで、自分で調べてねって説明書きがあります笑

初期開示: 広範な調査の結果、Block, Inc. (NYSE: SQ) の株式をショート ポジションにしました。このレポートは私たちの意見を表すものであり、すべての読者が独自のデューデリジェンスを行うことをお勧めします. レポートの下部にある完全な免責事項をご覧ください。

※当ブログでは特定のポジションの推奨はしておりません。←同じようなもんよね笑

このレポートでは何を根拠に空売りを推奨しているの?

項目が多すぎて全部上げるのは大変ですが、致命的に見えるもの、見ててちょっと面白かったところを中心に紹介します。この手のレポートを楽しむ醍醐味は、明らかに印象操作でこじつけられた部分を見つけることでもあるんですが笑

  • 収益の増加を謳っているが、現状成長率が下がっているのに過大なバリュエーションがされてますっていう投資家らしい主張。
  • 大まかに切り口として、社会的な詐欺や犯罪者の決済に加担しており、犯罪に関する決済でもよく使われてますというESGチックな観点の話。(ここがめっちゃ多いですw)
  • アカウントの数をKPIにしているけど、アカウントの40%~75%は詐欺や偽物、もしくはサブアカウントですよって話。

⇒ここに関してアカウントをブラックリストに登録しても、登録した個人は登録しないため、誰でも何度でもアカウントを作り違法行為ができる構造があると指摘されてます。

⇒またコロナ関連の政府の給付金についてもこのCashAppを経由して詐欺の形で受け取られていたことを指摘しており、同社がそれを認識しつつ目をつぶっていたことを指摘しています。

⇒イーロンマスクの名前のアカウントだけでもこんなにたくさんあります笑

ドナルドトランプとかもたくさんあるみたいですね笑

  • 個人に対する融資系のサービスでは無茶な貸付がされていること。

同社が買収した、Afterpayサービス、まぁよくある後払い系のサービスですね。これのローン金額が増加しており、フィッチによると、2021 年 6 月 (Block の買収直前) から 2022 年 3 月にかけて、後払いの延滞が 2 倍以上に増加しました。不良債権の引当金も2021年から2022年にかけて46%急増しているとのこと。

とまぁざっくりこんなところでしょうかね。

いかに、最初の箇条書き部分を片っ端から翻訳して要約したものも記載しますが、長いので飛ばし読みでいいかと。

  • Block Inc. (旧 Square Inc.) は、金融技術を開発し、銀行口座を持たない人々に力を与えると主張している。
  • 2年間の調査により、Block は消費者や政府に対する詐欺を助長し、規制を回避し、略奪的なローンや手数料を装い、投資家を誤解させようとする会社であることが判明した。
  • 元従業員、パートナー、および業界の専門家のインタビューや規制および訴訟記録のレビュー、FOIA および公的記録要求などが調査に含まれた。
  • Block の Cash App プラットフォームは、急増する月間取引アクティブユーザー数や低い顧客獲得コストに興奮するアナリストが多い。
  • しかし、調査によると、Block は実際のユーザー数を過大評価し、顧客獲得コストを過小評価している。40%〜75%のアカウントは偽物または詐欺に関与しており、1人の個人に関連付けられた追加のアカウントであると推定された。
  • ブロックが犯罪者を受け入れたことが問題の核心であり、コンプライアンスに対する同社の「ワイルド ウェスト」アプローチにより、ID詐欺やその他の詐欺用のアカウントを大量に作成し、盗んだ資金を迅速に引き出すことが容易になった。
  • ユーザーが詐欺やその他の禁止された行為に関与しているのが見つかった場合でも、Block はユーザーを禁止せずにアカウントをブラックリストに登録しました。ブラックリストに登録されたユーザーを許可する現象が一般的であることが示された。
  • Block は、誤解を招く「アクティブな取引」指標を報告することで、Cash App プラットフォーム上のユーザー数を難読化している。
  • CEO の Jack Dorsey は、Cash App を宣伝するために何百ものヒップホップ ソングで言及されていることを公にしている。
  • Cash App は、詐欺、麻薬の密売、殺人などの違法行為の支払いに使用されることがあり、報告された米国の性的人身売買で使用されたアプリとして「群を抜いて」挙げられている。
  • Cash App には、犯罪記録に登場する「Cash App」ギャングなどの問題がある。
  • 元従業員の多数のインタビューにより、Cash App は詐欺アカウントや偽のユーザーで溢れかえっており、犯罪行為を支援している。
  • Block は、内部の懸念を無視し、アンチマネーロンダリング (AML) 規則を戦略的に無視して、Cash App のユーザーベースを拡大しようとしている。
  • Blockは、パンデミック中にCash Appユーザーの増加により収益性を高めてきた。
  • 加盟店を保護するための銀行規制を回避することで、高い手数料で商人をかき立て、収入を得ている。
  • PayPalは同様の手法を使用し、SECとCFPBの両方から調査を受けている。
  • BlockはAfterpayを買収し、信用調査なしでユーザーに信用形態を拡大した。
  • Afterpayはオーストラリアの責任ある貸付規則を回避しており、損失が加速し、滞納率が上昇している。
  • Cash Appの収益の約31%は、「即時入金」によるものである。
  • Blockは株価が高すぎると考えられ、他の競合企業やスマートフォン大手による脅威にも直面している。
  • 投資家を誤解させ、略奪的な製品や最悪のコンプライアンス慣行を採用していると考えられている。
  • ジャック・ドーシーと経営陣は、パンデミック後株価がさらに上昇したことで、10億ドル以上の株式を売却している。

空売りレポートについて個人的な感想

うしぐまが一番衝撃を受けた空売りレポートは、もうかなり前のことになりますが2016年のシトロン・リサーチが出した日本のCYBERDYNE株式に関するレポートですね。

特定の企業を「うんこ」呼ばわりして煽り売りを入れていた大変下品で強烈なレポートでした笑

「極めて遺憾」 サイバーダインがシトロン・リサーチの調査レポートに反論

当然当時サイバーダイン社は激おこでしたね笑

懐かしいし、株価見てみるか。

あれ、、、、2016年らへんから随分とまぁ、、下がっているような笑

まぁノーコメントで笑

この手の空売りレポートとか不祥事系の方向書は面白いので目を通しちゃいますね。

そーいえば今日のIBJとかも香ばしいにおいがしていましたね!!!

先日書いたサンリオの不正会計の報告書に関する記事はこちら。

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