【現状把握】ECBは引き続き0.5%の利上げ。クレディスイスで何が起きてる?

今回の目次

  • クレディスイスって何?
  • 結局何が起きているのか?
  • ECBの利上げなど

あとあと知りませんでしたとか、何が起きているのかよくわからず乗り遅れましたはもったいなさそうなので、いま何が起きているのかを調べてメモします。

クレディスイスって何?

欧州系、スイスのめっちゃでかい金融グループです。って言ってもよくわからんと思うので規模を見ましょう。先日破綻したSVBが2,100億ドル(28兆円程度)に対して、直近のfinancial reportを見てみると、、Total assets 2022年末で5,300億スイスフランということで大体日本円で75兆円程度ですね。

去年から2021年末から見て2200億スイスフランくらい減ってね??

クレディスイスといえば2021年の4月頃にあったアルケゴス・キャピタル・マネジメントの時も業界最大の損失44億ドルの損失を計上したりしており、リスク管理の面で懸念されているグループでした。

顧客からの預金流出が続いていたところで、2023年3/14に年次報告書で財務報告に関する内部統制に重大な弱点があるという報告を引き続きしたこともあり一気に信用不安問題に波及したといったところでしょうか。即アウトの問題が起きたというわけでもない分かなり市場が敏感になっている印象です。

クレディスイスグループの株価推移。一時は前日比-31%まで下げた。

結局何が起きているのか?

先ほども少し記載しましたが、SVBのように経営破綻しましたとか、何か明確な問題が発生しましたというよりも、信用不安が広がった結果クレディスイスグループでも預金引き下ろしなどが殺到して経営破綻につながるのではないかという不安から、一時的に市場がパニックになったというのが現時点で起きている事象だと把握しています。

これに対して、スイス中銀からは流動性支援が発表され、最大500億スイスフランを買い入れることができるとのこと。資金額はともかく明確に中銀が流動性を供給すると動いたことは市場が落ち着くのにプラスの材料になるのではないでしょうか?↓同社プレスリリースでも発表されてます。

Credit Suisse Group takes decisive action to pre-emptively strengthen liquidity and announces public tender offers for debt securities
Ad hoc announcement pursuant to Art. 53 LR

これでひとまず、落ち着いたとしても当面市場全体では金融ショックが起きることに対して懐疑的な状況が続きそうですね、、日本で寝ている間に事件が起きるのがつらい、、、

ECBの利上げなど

本日のECBでは予定通り50bpの政策金利の引き上げが行われました。

欧州全体ではインフレ率が高すぎるため急いで金利を引き上げて、インフレの鎮静化をしなければならない状況での金融不安の発生というかなり厳しい状況ですね。金融はグローバルでつながっているのでことが大きくなれば非常に大きな確率で他の市場も巻き込んでいくのでしょうが、、

ここから先は大きい銀行に危機が生じても Too big to fail で中央銀行が助けてくれるという希望と金融危機に対する不安でボラティリティが大きくなる日々がまた続きそうですね。

基本個別株でポジションをとっているのですが、あまりにも大きいマクロ変動は全部巻き込んでいくので目が離せないかなぁなんて感じます。基本政府や中央銀行の偉い人が言っていることを鵜呑みにするといいことはないので、実際に経営破綻を起こした銀行がでてきているという事実を受け止めて警戒していきたいですね。

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